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b:甲板縦桁の心距(m)
h:甲板荷重(t/m2
となる。
集中荷重W0は高速艇構造5.3.7に述べるように前後の梁柱又は隔壁が分担し、当該梁柱の分担する荷重はKW0で、K=1−a/lであり、a及びlは図6.3による。

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図6.3

甲板荷重hは、波浪の甲板への打ち込みはある限られた面積内で、その圧力分布は一様でないと仮定しているNK鋼船規則の考え方にならい、梁柱に対する甲板荷重は甲板構造における荷重の1/2にする。したがって、梁柱の支持する荷重Wは
W=KWo+5sbP(t)
W0:その直上の甲板間の梁柱に対するW(t)
その直上の甲板間に梁柱がない場合は0とする。
K=1−(a/l)
a:当該梁柱とその直上の甲板間梁柱との水平距離(図6.3参照)(m)
2:直上の甲板間梁柱からの荷重W0を分担する当該梁柱とその前(又は後)の梁柱又は隔壁間の水平距離(図6.3参照)(m)
s:その梁柱より、その前後の梁柱までの距離の和の1/2(m)
b:その梁柱より左右の梁柱、又は外板までの距離の和の1/2(m)
P:当該梁柱直上の甲板荷重(kgf/cm2
(2)梁柱の寸法
円筒形梁柱又は組立梁柱の断面積Aは、次の計算式により計算する。

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